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参議院が税金でスリランカとバングラデシュに、日本のODAの状況を視察する。これだけならニュースにならない。しかし、視察団に自民党が今井絵理子議員を推薦したことから、「悪い悪い」の大合唱になっている。
今日、沖縄からバスケ選手が羽田に凱旋した。テレビ局は「お疲れでしょう、しっかり休んでください」みたいなことを言っていた。「試合時間はたったの40分、しかも交代して休んでる」とは言わない。自民党議員には「たったの6時間」とやった。
話を戻そう。ODAで不祥事があれば、ヤフコメ民は「役人に任せっきりで自民党議員が仕事をしないからだ」と叩く。だからこの視察は「役人の報告が正しいか現地を視察する」ということだ。日程は10日間だが、移動があるから実質7日間で20ヶ所を周る。このため団長は自民党中西佑介議員(44)、団員は立憲民主党小沢雅仁議員(58)・公明党三浦信佑議員(48)・自民党今井絵理子議員(39)と、与党は比較的若い議員を推薦している。というか、ベテランは拒否しているのだろう。酷使された上に「税金で観光旅行」と叩かれるんだから、当たり前だ。立憲民主党もテレビでお馴染みの人達ではない。
もちろん個人差はあるが、私は旅行と言ったら温泉ホテルに泊まって料理を堪能することだ。観光地巡りなど要らん。バス旅行は観光地を巡るが、「ホテルでゆっくり」というプランを選ぶ。伊勢神宮(おかげ横丁)で放置された時は1月で寒くて閉口した。「シャンゼリゼ通りでショッピング」など絶対に嫌だ。暖かい時期でも嫌だ。この視察の詳細はもちろん書かれていないが、ODA現場なのだから良くて空港や港湾、悪ければ山奥のダム工事現場だ。4人なのはランクル等で良くて片道1時間、悪ければ2時間掛けて行くからだ。ランクル2台に2人ずつ乗る。あとは運転者と通訳を兼ねた警備だ。通訳と言っても現地語を英語に通訳する。残念ながら、今井絵理子議員の英語力はヒットしない。
書く必要は無いだろうが、もちろんヤフコメは悪口のオンパレードだ。